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第36回 白金観察会(オンライン)「春の自然教育園で、春を待つ生き物、春を告げる花を観察しよう!」

開催日:2022年3月20日(日) 10:30~11:30

オンライン開催(自然教育園より生中継含む)天候:晴れ

参加者:大人8名, 子供2名

当日は、まん延防止重点措置期間のため、オンラインでの開催とした。昨年 9 月のオンライン観察会は事前に準備した写真と現地からの生中継で構成したが、生中継の時間が少なくてもったいなかったという反省から、今回は生中継をメインに実施した。参加者には「マイクは常時オンで OK」とし、リアルな観察会と同様に自由に発言できるようにした。まずは自然教育園入り口近くのキブシの花と、ムサシアブミのタケノコのような新芽を題材に、「これはなんだろう?」のクイズ。ムサシアブミの赤い実は、秋に撮影した写真で紹介した。次はひょうたん池の様子をフ
ィールドスコープで紹介。昼寝中のマガモ、甲羅干しのクサガメを観察した。水生植物園では、ヒガンバナの葉を紹介。真っ赤な花が咲く秋には葉がないので、ヒガンバナの葉を見ることができてよかった、という感想をいただいた。武蔵野植物園ではスプリングエフェメラルの代表カタクリや、シュンランなど、春を告げる花を紹介。コナラの木の下では、たくさんのコナラの赤ちゃんを見つけた。
ガスのようないやな匂いのヒサカキの花も紹介したが、オンラインでは匂いは届けられず、これはちょっと残念だった。
終了後のアンケートでは、「臨場感があった」「ふだんは見過ごしてしまうような春の訪れを教えてもらえた。ぜひ現地へ行ってみたい」という嬉しい感想をいただいた。撮影機材の取り扱いや、スタッフ不足など、まだまだ課題はあるが、これからもオンラインの手法を 研 究 し て い き た いと、スタッフ全員で振った。

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