第43回 白金観察会報告「晩秋の自然教育園で、植物の種散布・生き物の冬支度などを楽しく観察しよう!」 2023年11月12日(日)
第43回 白金観察会報告
「晩秋の自然教育園で、植物の種散布・生き物の冬支度などを楽しく観察しよう!」
2023年11月12日(日)雨
国立科学博物館附属 自然教育園
9:30~11:30
一般参加者:親子2組(大人3名, 子供3名)
大人3名
リーダー 13名
今回の1つ目のテーマである植物の種子散布戦略の多様性については、風に運んでもらうキジョラン、動物の体についたり食べられたりして運んでもらうヌスビトハギやイイギリ、自分で種子を飛ばすツリフネソウなど、実物をよく見ることができ、興味を持っていただいたようでした。
2つ目のテーマである生き物の冬支度については、虫たちが様々な姿で晩秋を迎えているのを見ることができました。ナミテントウの成虫とトホシテントウの幼虫。ハラビロカマキリの卵しょう。アカボシゴマダラの幼虫と、アサギマダラの幼虫と卵。
特に、アサギマダラの幼虫(一齢と二齢と思われる)と卵は、センダンは双葉より芳しで、きれいなアサギ色をしていて、感動的でした。
もう一つ皆さんが喜ばれたのは、ひょうたん池でカワセミを観察できたことでした。水面の上に張り出した枝からダイビングして上手に魚を採り、枝に戻って頭から飲み込むところを見せてくれました。