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TAMAKAN多摩自然観察会「秋の日影沢林道を歩く」

TAMAKAN「秋の日影沢林道を歩く」
2024年10月10日(木) 高尾日影沢林道  参加者13名
9:30~13:00 小雨のち曇り
コース:日影沢林道ポンプ場手前で折り返し。

秋の長雨でお天気が一番心配でしたが、この日は運良く曇から回復傾向との予報。しかし安心したのも束の間、日影到着後、降り出してしまいました。林道で出迎えてくれたのは秋の草花とふわふわと舞い降りてくるアサギマダラでした。
今回のコースは林道途中のポンプ場からの折り返しで、キャンプ場での昼食です。班に分かれてそれぞれ秋の草花、草木の実を中心に観察して回りました。最初からじっくり観察に時間をかけたので、なかなか時間通りには進まない予感がしていましたが・・・。
雨も上がり、草の実をルーペで観察して種の散布を確かめたり、葉の香りを嗅いだり小さな虫を見つけたりと、みなさん熱心に細かく観察する参加者ばかりでした。シダ類詳しく観察する班もありました。途中休憩のキャンプ場でも時間オーバーでした。
天気の悪い日の日影沢、主役は何と言ってもカタツムリでしょう。ミスジマイマイ、トラマイマイ、ヒダリマキマイマイ、ニッポンマイマイ、そしてオオケマイマイと、種類の多さにビックリ、マイ上がり、「かわいい」と評判でした。アズマヤマアザミに来るマルハナバチやホシホウジャク、葉の上で待ち構えているスジアカハシリグモ。ミゾソバ、ハナタデ、アキノウナギツカミと可憐な花々を愛で、キャンプ場へと戻りました。大きなザトウムシが観られたのは良かったですが、昔より個体数が少なくなった感じがすると、タマカン参加歴20年のリピーターさんの感想でした。タゴガエルを確認した班もありました。
昼食後、ゆっくりバス亭へ向かうと、朝と同じ場所に今度は2頭のアサギマダラが来ていました。私たちをお見送りしてくれているかのようで嬉しかったです。(川上)

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