フィオーレ自然観察会118報告
「秋の色合わせ」開催日11月16日(土) 石神井公園 10時~12時 参加者 11名、リーダー5名 |
朝の冷え込みで公園も秋の色合いモードに切り替わり、エノキの黄葉がはっと目を引きます。秋の行事がいろいろ重なったのか、リーダーも参加者も普段より寂しかったですが、木々の色づきや実、鳥の声でとても賑やかに始まりました。アート作品の材料を集めてゆっくりと観察しました。カキノキ、ミズキ、トウカエデときれいに色づいた落ち葉がたくさん。イイギリ、クロガネモチなど木々の赤い実も青空に映えていました。カラスウリの葉を辿って見上げると、透けた葉裏に「いたいた!」トホシテントウの幼虫が次々に見つかりました。
近くでシジュウカラと一緒にエナガの声が聞こえました。一瞬、目の前に来てかわいい姿を見せてくれました。小さな池ではカルガモとアオサギが近くでじっとしているのを観察することができました。袋が色とりどりの秋でいっぱいになり、くっつくタネも集めて、さあ、作品作りです。クヌギやカラスウリも加えて素敵な秋の「色合わせ」を各班で作りました。「スズメバチのランチ」「山のグラデーション」など表現豊かに飾ってもらいました。ゆっくりと穏やかに秋の自然の恵みを楽しむことができました。(川上)