フィオーレ自然観察会報告

3月15日(土)10:~12:00 石神井公園 一般参加者23名
春の暖かさは長続きしない。寒暖差に振り回される毎日ですが、生きものたちはそろそろ動き始めています。公園へ向かう中、ホー、ホケキョ♪といい声が響きました。少し冷え込みましたが何とか天気も大丈夫そう。春を待ちわびた皆さんが集まり、寒い1月とは違って表情も明るく賑やかです。今日のテーマ「ほんのり色さがし」の散策が始まりました。
しゃがんでじっくり見てみましょう!とクサノオウ、ヒメオドリコソウ、開ききっていませんがオオイヌノフグリも観察です。
さて、この短い時期だけ見られる春植物、アズマイチゲ、アマナを見に行くと、やはり光が少ないので気前よく開くわけにはいかない様子でした。しかし道路際にはコスミレがこの春初めてお目見えしました。アリのおかげで、大きな顔をしたコスミレは、アスファルトの隙間で線上にどんどん増えていきます。
水辺観察園ではニリンソウ、ヒトリシズカ、ヒメウズも開花。ウグイスが鳴く頃に咲き始めるウグイスカグラはまだ1,2輪。春の進み具合が遅く感じられました。
池の周りでは冬の水鳥たちがまだ見られました。きれいなヨシガモ、地味なオカヨシガモも双眼鏡で覗いて色の美しさに感激です。三宝寺池では水鳥が身近に見られるので、早春の観察会は草木の他にも楽しみがたくさんです。大型のアオサギ、ゴイサギ、コサギ。今年もアオサギが営巣し、只今抱卵中です。
大きなメタセコイアとラクウショウも気が付けば稲穂のような雄花を垂らして春色化粧。ヒイラギナンテンのいい香り、そしてこの時期ならではのツバキの美しさに魅了され、鳥たちも忙しい。最終地点ではヒメウズの群生とヤマネコノメソウです。出始めが遅かったので株は少ないですが、小さな春、もうすぐ猫の目になるのを観察です。
それぞれに春色と生きものたちの営みを身近に感じ取ることができました。(川上)